【スタディコーチ浪館校】大学受験の英語勉強法|ゼロから合格点を取るための本質戦略

英語の授業を受ける日本人の女子高生

【スタディコーチ浪館校】

大学受験において英語は「合否を左右する科目」と言っても過言ではありません。多くの受験生が「英語で点が取れるかどうか」で志望校が決まります。
しかし、英語の勉強法は人によって大きく異なり、「何から始めたらいいか分からない」「やっているのに成績が上がらない」と悩んでいる人も少なくありません。

この記事では、英語の勉強に悩む全ての受験生のために、「ゼロから合格点を取る」ための正しい手順と考え方を、順を追って丁寧に解説します。英語に苦手意識がある人でも、この記事を読み終える頃には“何をどう勉強すべきか”が明確になっているはずです。

目次

英語力の全体像を知ることが最初の一歩

英語力を伸ばすには、まず「英語とは何で構成されているのか」を理解することが欠かせません。英語は大きく分けて、以下の5つの要素から成り立っています。

  1. 単語(語彙)

  2. 文法

  3. 読解

  4. リスニング

  5. 英作文

多くの受験生が失敗するのは、これらのバランスを無視して「長文ばかり読む」「とにかく単語だけ暗記する」といった部分的な学習に偏ってしまうことです。
英語は“積み上げ型”の科目です。まずは基礎から順に、必要な土台を固めるところから始めましょう。

英単語の覚え方|“知っている”と“使える”は別物

英語学習の出発点は「語彙力」です。英単語を知らなければ、文章も問題文も理解できません。

覚え方のポイント

  • 「見て→意味が浮かぶ」状態を目指す。
    単語の暗記では、「日本語訳が言える」「スペルが書ける」といった受動的な知識ではなく、“瞬時に意味が浮かぶ”レベルまで仕上げましょう。

  • 1日30〜50語を目標に、何度も繰り返す。
    1回で覚えられなくても大丈夫。大切なのは“何度も出会うこと”です。

  • 1週間に1回、まとめて復習。
    忘却曲線に沿って、短期記憶から長期記憶に定着させるためには復習のタイミングが重要です。

  • 単語は音とセットで覚える。
    発音を聞きながら覚えることで、リスニングにも直結します。スペルと意味だけでなく「耳と口」を使った学習が効果的です。

NGな覚え方

  • 単語帳を“眺めるだけ”

  • 同じページばかり見て“進まない”

  • 漠然と“なんとなく意味が分かる”状態で満足する

 

 

英文法は土台中の土台|丸暗記ではなく“理解”せよ

文法の理解が甘いと、英語の構造が把握できず、どれだけ単語を知っていても長文が読めません。
文法は、まるで数学のように“ルール”を理解することが大切です。

文法学習の流れ

  1. ルールを学ぶ(インプット)
     なぜその語順なのか、どうしてその時制が使われるのか…そういった「理由」に注目しましょう。

  2. 問題演習で確認する(アウトプット)
     理解した文法事項を実際の問題で使ってみる。ここで間違えることは“伸びしろ”です。

  3. 間違えたポイントをノート化する(復習)
     自分専用の文法ノートを作るのも有効です。「なぜ間違えたのか?」を毎回振り返る習慣が、知識の定着に繋がります。

理解すべきテーマ例

  • 時制(現在完了、過去完了の使い分け)

  • 助動詞(可能性・義務などの意味の違い)

  • 関係詞(関係代名詞と関係副詞の違い)

  • 仮定法(現実と非現実の区別)

 

 

読解力の鍛え方|読む前に“準備”がある

英語の長文読解に苦手意識を持つ人は多いですが、読解にはコツがあります。

読解の前提:語彙力+文法力

長文読解は「単語と文法の積み重ね」です。前章までで基礎力が身についていることが前提です。

精読から速読へ

  1. 精読:1文1文を丁寧に分析する
     ・主語と動詞はどれか
     ・修飾関係はどうなっているか
     ・分詞構文や関係詞などの構造を理解しているか

  2. 速読:文章全体の流れをつかむ訓練
     長文を時間内に読み切る力も必要です。段落ごとの要点や筆者の主張を掴む力が問われます。

読解力を高める実践ポイント

  • 音読・黙読・速読を使い分ける

  • パラグラフごとの要点を日本語でメモする

  • 接続詞(however, therefore, for exampleなど)に注目する

 

 

リスニングは「聞く前の準備」と「聞いた後の振り返り」が命

リスニングは「聞き流すだけ」では上達しません。むしろ、精度の高い「聴き取り→分析→復習」の流れを作ることが重要です。

ステップ1|スクリプトを読む

英文を先に読んで理解し、「どんな構文・単語が出てくるか」を確認しておくと、音声が聞き取りやすくなります。

ステップ2|シャドーイング

音声を止めずに“すぐ後ろを真似して発音”するトレーニング。これは「耳」と「口」と「脳」を同時に使うため、最も効果的なリスニングトレーニングです。

ステップ3|ディクテーション

一文ごとに音声を止めて「書き取る」練習です。細部まで聞き取る力が養われます。

英作文は“構文の引き出し”を持て

英作文は「自由に書く力」ではなく、「使い慣れた表現を正しく使う力」が問われます。

英作文上達のための原則

  1. よく使う表現・構文をストックする
     例:「〜することは重要だ」「私は〜と思う」「〜という理由で〜だ」など、頻出の構文を何度も使う

  2. 書いた文は“声に出す”
     英語を話す感覚で書けるようになると、より自然な表現に近づきます。

  3. 書いた英作文は必ず添削してもらう
     間違えた箇所を自己流で直しても間違いに気づけないことが多いため、第三者のチェックは非常に重要です。

 

 

志望校別の戦略を立てる

共通テスト対策

  • 時間との勝負。読むスピードと情報処理能力が問われる。

  • データやグラフ、実用文にも慣れておく。

国公立二次試験

  • 和訳・要約・英作文など、記述力が問われる。

  • 文構造の理解と、論理的思考力がカギ。

私立大学対策

  • 大学ごとに傾向が違うため、過去問を5〜10年分分析。

  • 語彙レベルが高く、ひねった設問も多いため応用力が必要。

 

 

英語学習が続かないときの乗り越え方

英語の勉強は“地味な作業”の繰り返しです。モチベーションが下がる時期も必ず訪れます。

よくある挫折パターンと対策

  • 「伸びてる気がしない」→目に見える記録を残す(チェックリストやタイムログ)

  • 「飽きた」→勉強法を変える(音読・会話・書く練習など)

  • 「成績が上がらない」→基礎に戻る勇気を持つ

 

 

英語は「信じて継続すれば」必ず伸びる

英語は、裏切りません。
時間をかけて積み上げた力は、必ず形になって返ってきます。受験は長い戦いですが、「今日できることを積み重ねる」ことでしか、明日は変わりません。

焦らず、諦めず、正しい方法を継続しましょう。
あなたの未来を切り拓く武器として、英語力を手に入れてください。

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