中学生の受験対策は家の時間割づくりから始まる

中学生の受験対策は家の時間割づくりから始まる
受験対策というと、まず問題集や過去問を思い浮かべるかもしれません。けれど、毎日の時間の使い方が決まっていないと、せっかくの勉強も続きにくくなります。私たち個別指導塾とうりゅうもんは、受験に向き合うご家庭へ、まず「家で何をいつやるか」を見える形にすることを大切にしてほしいと考えています。
目次
- 受験勉強は帰宅後の動きで差がつく
- 受験対策の時間割は科目より先に固定枠を作る
- 親子で確認したい過去問直しの記録
1. 受験勉強は帰宅後の動きで差がつく
学校から帰ったあと、「少し休んでから」と思っていたら夜になっていた。これはよくあることです。意志が弱いからではありません。始める時刻が決まっていないと、人は動きにくいのです。
たとえば、夕食前に英単語、夕食後に数学の計算、寝る前に暗記の確認と分けます。時間を長くするより、毎日同じ順番にするほうが続きやすくなります。受験では、特別な一日より、普通の日をどう使うかが大切です。
2. 受験対策の時間割は科目より先に固定枠を作る
受験対策で最初に決めたいのは、「今日は国語か数学か」ではなく、勉強する固定枠です。平日は短く、休日は少し長くするなど、家庭の生活に合わせます。
固定枠を作るときは、次のように分けると考えやすいです。
- 学校の宿題を終える時間
- 受験用の問題を解く時間
- 間違えた問題を直す時間
- 次の日の準備をする時間
意外にも、成績を伸ばすために抜けやすいのは「直す時間」です。解くだけで終わると、同じ間違いをまたくり返します。受験勉強では、できなかった問題を次にできるようにする時間を、先に予定へ入れておくと安心です。
3. 親子で確認したい過去問直しの記録
過去問は、点数だけを見ると落ち込みやすくなります。大切なのは、どこで止まったのかを残すことです。記録はむずかしい表でなくてもかまいません。
ノートに「解いた日」「科目」「間違えた単元」「次に見る日」を書きます。たとえば、数学なら方程式、英語なら長文、理科なら電流のように、単元名まで書くと弱点が見えます。
保護者の方は、点数を責めるより「次に見る日は決まっている?」と聞くほうが効果的です。受験は本人だけで抱えると不安が大きくなります。家族で確認するしくみがあると、受験対策は続けやすくなります。
受験勉強は、急に大きく変える必要はありません。帰宅後の流れ、固定した時間割、過去問直しの記録。この流れを整えるだけでも、毎日の迷いは減ります。私たち個別指導塾とうりゅうもんも、受験へ向かう生徒さんとご家庭が、落ち着いて学習を積み重ねられることを願っています。