受験対策は過去問演習の前に弱点整理から

受験対策は過去問演習の前に弱点整理から
受験対策というと、すぐに過去問を解く姿を思い浮かべる方が多いです。もちろん過去問は大切です。ただ、苦手な単元が残ったまま進めると、同じ間違いをくり返してしまいます。まず必要なのは、受験までに「何を直すか」をはっきりさせることです。
目次
- 受験対策で最初に見るべき弱点
- 過去問に入る前の学習の整え方
- 家庭でできる受験前の声かけ
- 受験対策を続けるために大切なこと
1. 受験対策で最初に見るべき弱点
受験勉強で最初に見るべきものは、点数そのものではありません。どこで点を落としているかです。
たとえば数学なら、計算ミスなのか、文章題の読み違いなのかで直す内容が変わります。英語なら、単語を知らないのか、文の並びが分からないのかを分けて考えます。
受験対策では、次のようにノートへ書き出すと整理しやすいです。
- 教科名
- 間違えた単元
- 間違えた理由
- もう一度解く日
「苦手」とひとことで言うと大きく見えます。でも、単元ごとに分けると小さくなります。小さくなれば、今日やることが見えてきます。
2. 過去問に入る前の学習の整え方
過去問は、受験本番に近い練習です。だからこそ、基礎が抜けたまま使うともったいないです。
まずは教科書、学校のワーク、模試の解き直しを使います。特に模試は、今の自分の状態を知る材料になります。点数だけを見て終わるのではなく、正解できなかった問題を「知識不足」「計算ミス」「時間不足」に分けます。
意外にも、時間不足と思っていた問題が、実は基礎の確認不足だったということがあります。読む時間が長くなるのは、言葉の意味や公式がすぐ出てこないからです。
過去問へ進む前に、基礎問題を自力で説明できる状態を目指すと安心です。
3. 家庭でできる受験前の声かけ
受験が近づくと、子どもは思った以上に不安になります。そこで「もっと勉強しなさい」だけを言うと、気持ちが重くなることがあります。
家庭では、結果より行動を見て声をかけると伝わりやすいです。
- 「今日は英単語を確認できたね」
- 「昨日の間違いを解き直せたね」
- 「休む時間も決められたね」
受験対策は、長く続ける力も必要です。睡眠、食事、持ち物の確認も勉強の一部です。前日にあわてないように、受験票や筆記用具は早めにそろえておくと落ち着けます。
私たち個別指導塾とうりゅうもんも、受験に向き合うご家庭にとって、毎日の小さな積み重ねが大切だと考えています。
4. 受験対策を続けるために大切なこと
受験は、一気に力をつけるものではありません。できない問題を見つけ、直し、もう一度解く。このくり返しで少しずつ前に進みます。
大切なのは、完璧を求めすぎないことです。今日は英語、明日は数学のように、やることを細かく決めると続けやすくなります。
受験対策で迷ったときは、まず弱点を書き出してください。次に、基礎を直してください。そのうえで過去問に取り組むと、点数だけでなく考え方も変わります。焦らず、今日できる一歩から始めていきましょう。